ドローン免許が国家資格になる?制度や試験内容を徹底比較!

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/06/15

資格

ラジコンヘリのように思うままに空を飛ばすことができるドローン。日本に普及した当初はおもちゃのような扱いを受けていましたが、近年では、さまざまな分野において業務での活用が進められています。本記事では、そんなドローンの操縦には国家資格が必要になるのかについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

ドローンの操縦に免許は必須?

結論から書くと、免許は必要ではありません。そのため、これまで通りルールを守れば、免許を持っていなくても趣味でドローンを飛ばしたり、特定の条件下で仕事に利用したりすることが可能です。

操縦するのに必ずしも免許は必須ではないため、純粋にドローンに興味があるというだけで免許を取る必要はありません。これまで1回もドローンに関わったことがなかったけれど、近年注目を集めているのを見て趣味で始めたくなった、仕事で使ってみたくなったという方はまず自分の利用方法を明確にしましょう。

そして、自分の想定の使い方では免許が必要になるのかどうかを確認が必要です。取得費用は約10万円から30万円ほどです。まだまだ免許を取るのにかかる費用は決して安くはないため、免許を取るかどうかは安易に決めず、よく検討するようにしましょう。

1回免許を取ったらその後ずっと使えるわけではなく、免許の有効期限は3年です。

2022年12月からドローンの免許が国家資格に!

ついにドローンにも国家資格が誕生したため、特定の条件下で飛ばすためには、国家資格が必須となりました。国家資格は、一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の2つです。

16歳以上から挑戦することができ、とるためには国の指定試験機関での技能証明試験と、国の登録を受けた講習機関での講習を受ける必要があります。国家資格の誕生により、飛行全てが制限を受けたというわけではありませんが、夜間飛行や目視外飛行など、特殊な状況下での飛行には資格が必須となります。

なお、一等・二等共に取ったら永久的に資格が有効になるのではなく、どちらも3年ごとに更新が必要です。

向いている人

仕事として飛ばしたい、すでに仕事で活用中という方であればできる限り取った方がよいといえるでしょう。なぜかというと、単純にクライアントや会社から信頼してもらえるという理由もありますが、墜落させてしまったりぶつけてしまったりすると最悪の場合命に係る危険性があるからです。

取る必要はない人

趣味としてラジコン感覚で遊んでみたいと考えている方、使う予定はない方の場合は、特別急いで取る必要はありません。なぜかというと、趣味として飛ばすだけであれば資格は必要なく、また資格を取るのは簡単ではないからです。

今後使う予定がないのであれば、ほかにも日本には資格が山ほどあるため、予算やどのくらい勉強に時間をかけられるのかで取る資格を考えてみると良いでしょう。

ドローンの免許を獲得するための試験の内容とは

最後に免許を獲得するための試験の内容を紹介します。スクールに通って国家資格を取ろうと目指している方は、ぜひ参考にしてください。

二等の試験内容

二等資格の試験内容は、学科と実地です。学科試験はコンピューターを使って行い、出題形式は三肢択一式です。問題数は50問で、試験時間は30分となっています。

実地試験は、飛行計画を作成する机上試験と飛行空域・周囲の確認飛行前の点検を問う口述試験、実際に飛ばす実技試験の3段階に別れています。実技試験の内容は、8の字飛行やスクエア飛行などです。

一等の試験内容

一等資格の試験内容は、学科試験と実地試験です。学科試験はコンピューターを使って行い、出題形式は三肢択一式です。問題数は70問で、試験時間は75分となっています。

実地試験は、飛行計画を作成する机上試験と、飛行空域・周囲の確認飛行前の点検を問う口述試験、実際に飛ばす実技試験の3段階に別れています。なお、実技試験では高度変化のあるスクエア飛行やピルエットなどを行います。

民間資格があるケース

国家資格が誕生する前に民間資格を持っていた場合は、保有している免許によっては一部試験が免除となる可能性があります。スクールで講習を受けた経験があり、民間資格を持っている方は国家資格を検討する際に確認してみましょう。

獲得までにかかる時間

二等資格を取るまでにかかる講習時間は、初心者で約20時間、経験者で約10時間ほどです。二等の上位資格にあたる一等資格を取るまでにかかる講習時間は、初心者で約70時間、経験者で20時間ほどです。完全未経験の場合、やはり国家資格を取るためにはかなりの時間がかかるので注意しましょう。

まとめ

本記事ではドローンの操縦には国家資格が必要になるのかについて詳しく解説しました。いかがだったでしょうか。国家資格が誕生したことにより、特定の条件下での飛行に国家資格が必要になりました。

資格を持っていなければドローンを飛ばすことができなくなったという訳ではありませんが、やはり資格を持っている人の方が企業やクライアント側も安心でき、就職や仕事の獲得といったさまざまなシーンにおいて有利と言えるでしょう。

取るか迷っている方は、スクールに通うことを検討してみても良いかもしれません。本記事が免許を取るか迷っている方のお役に立てれば幸いです

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